初海外+英語が喋れないけど、WWDC2019に参加してきました

Hi there! iOSエンジニアをやっている、植村(@working_doggy) と 森廣 です。
6/3(月)から6/7(金)にかけてサンノゼで開催された、AppleのWWDC2019に参加してきました。 植村と森廣の2人で参加したのですが、両方ともそもそも初海外だったということでハラハラドキドキでした。
そんな2人が体験してきた内容についてお話出来ればと。また、初めてWWDCや海外に行く人向けの内容も書いていこうと思います。 今回は技術的内容ではないため、そちらに関しては別記事として投稿します!

※ SHOWROOM株式会社はカンファレンスや勉強会等の参加費を積極的に支援してくれます!

そもそもWWDCって?

Worldwide Developers Conferenceの頭文字を取って通称:WWDC
ざっくり説明すると

  • 毎年大規模で行われているApple主催のカンファレンス
  • 国籍・性別・年齢問わず大勢の参加者が訪れます
  • 最新OSの発表やそれに含まれる新しい機能などについて説明するセッション
  • デザインに関するセッションも多く、エンジニアだけでなくデザイナーの参加者も居ます

今回の会場は去年と同様、 San Jose McEnery Convention Center でした。

旅程

今回2人とも初海外+WWDCという大きなミッションということで、早め早めのスケジュールで動くことを心掛けました。寝坊なんてしたら大変ですからね。笑

6/1(土)の17時に出発し、フライト時間は大体9時間程度。日本とサンノゼは16時間ぐらいの時差があるので、睡眠を飛行機で取るように調整したらなんとかなりました。
また、現地の保安検査がどんなものか知らなかったので怖かったです。まあ、案の定うまくいかずきょどってしまったんですが...。

そんなこんなでなんとか、アメリカのサンノゼ空港に到着することができました。

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WWDCのチェックイン [6/2(日)]

自分の番になり、会場の中に入ると長いテーブルにスタッフが座っており、1on1の様な感じで座わるように指示されます。 担当の方の話しを聞きつつ、指示に従いましょう。

登録が完了するとプレートと参加した人がもらえるジャケットやバッジなどのノベルティが頂けます。 その後は会場から自由解散でまた明日、という感じで終わります。

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WWDCのチェックインについて

WWDCに参加するためには参加証を持っている必要があるため、前日に会場に行ってチェックインするのが基本です。 Appleからメールで送られてくる証明証をWalletに入れておくと、当日スムーズに登録することが可能です。

WWDC2019のノベルティ

今年はバッジとジャケットでした。 ジャケットがわりとよく、色も豊富で結構気に入っています。 赤・青・黒・オレンジから選べました。普段も着れそうな感じだったので黒にしました。

初日(Keynote/Session) [6/3]

初日は主にKeynoteを見る感じでした。 やはり朝から並んでいる人がいるようで4:00前後から列が出来ていたようです。 僕たちは7時ぐらいを目安に出発をして8:00ぐらいに到着したのですが、やはり既に人はたくさん並んでおり、真ん中あたりになりました。 待っている間に、ご飯が置かれているのでそれを食べたりだとか、近くの人とコミュニケーションを取りながら待つ感じでした。

そんなこんなで時間がくると入場が開始され、大きなプレゼンをするホール的なところに通され、自由に座る感じでした。 (早ければ早く来ている人ほど前の方に座れるので、生ティムクックが見放題となります。) 僕は半ばあたりだったので、真ん中の方に座わりました。

Keynoteが始まり、ティムクックが入場してくると会場は大盛り上がり、歓声が上がると同時に拍手のラッシュ。 僕の席からは残念ながらティムクックがあまり見えなかったのでちょっと残念でしたね...。

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開催日(Session/Lab) [6/4 ~ 6/8]

セッションについて

WWDCではさまざまなセッションが行われていました。

新しく発表された「SwiftUI」や「ARKit3」「SF Symbols」の解説から、盲目の建築家から学ぶデザインまで様々なことを学ぶことができました。

ARKit3では、従来の顔の動き判定だけでなく体の動きも取得できるようになったため、活用方法が大幅に増えました。
体の動きを利用してアプリを操作したり、ゲームを作ったりしたいなと思いました。

「ARKit3」導入の動画はこちらです。
developer.apple.com

印象に残ったセッション

一番印象に残ったセッションは、初日に行われた「Apple Design Awards」です。

2019年の良いデザインのアプリが発表されたのですが、どれもユニークでとても参考になりました。
一番最初に発表された「Ordia」は指一本で遊べるとてもシンプルなゲームです。ステージが進むごとに難しくなり、ゲーミフィケーションの設計がよくできていると感じました。

「Apple Design Awards」の動画はこちらです。
developer.apple.com

Labのお話

Lab(ラボ)では、Appleのエンジニアに、デザインや「Metal」のことから、ヨーロッパ市場への進出のコツ、「HTTP Live Streaming」のことまで直接聞くことができます。

今回僕が参加したのはARKitのLabで、今回発表された「モーションキャプチャ」のことについて聞いてきました。
けして上手とは言えない僕の英語の質問をしっかり理解してくれ、わかりやすい英語で教えてくれたエンジニアのエリックさんには感謝しきれません。

観光

僕たちは前日にチェックインを済ませ、そのままバスやライトレールを使い、サンフランシスコに向かいました。

ベイブリッジを眺めながらスタバを飲んだり、フェリーに乗ってアルカトラズ島を見たり、世界で一番美しいと言われる「ゴールデンゲートブリッジ」も見に行きました。

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帰国

空港でのチェックイン

今回、僕たちはユナイテッド航空だったのでその場所まで行き、機械でチェックインを済ませました。機械は日本語で表示できるので、スムーズにいけます。しかし、ここで問題が。

僕たちの航空券には座席シートが指定されていない

すかさず慌てググってみると、オーバーブッキングの可能性があるの!?なんて驚きました。 記事を読み進めてみると、搭乗口受付の時間に名前が呼ばれるのでそこから座席が指定される様です。
とは言え、早くきたのに搭乗受付開始まで席が決まらないのはソワソワしてしまいました。

そして...。

受付開始し、担当の方に「これどうするのでしょうか」と聞くと、軽く頷き、隣同士の席の新しい航空券をくださりました。 予想以上にスムーズで、ソワソワしていたのがなんだったのかぐらい、簡単でした。笑

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保安検査について

日本の保安検査とは割と違います。 身につけているもの全部・バッグをトレーに入れるのは同じですが、靴まで脱いで全身を見られます。

飲み物も没収されてしまうので、行く前に飲むのが無難です。 僕は知らないで保安に着く直前に立ち寄ったSHOPで5$ぐらいの水をバッグに入れたまま行ってしまい、1口しか飲んでないのに没収されてしまいました。。 その5$を使って、帰国したら牛丼を食べたかった...。

まとめ

初海外&初WWDCということで目一杯、楽しんできました!
お金もかかるし慣れない海外で不安も大きかったですが、勇気出して行ってみたら最高でした!

参加するのに結構なお金がかかってしまいますが、毎年行われているため、参加するためのチケットを応募してみては如何でしょうか
Appleが開催しているカンファレンスということもあり、大規模すぎて感動すること間違いなしです。

また、SHOWROOM株式会社は エンジニア を募集しております。
同じ仲間になって働いてみませんか?お待ちしております!

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