VRoidStudioでVRM形式のモデルを作る【モデルデータの軽量化編】

こんにちは。
SHOWROOM xR Labインターン生のはいえろです。
前回まで、4記事にわたりVRoid Studioでのモデル製作方法について記載してきました。
最終記事である今回は、モデルデータの軽量化について簡単に書きます。

データ軽量化方法

気が付くと作り込みすぎてポリゴン数がすごいことに・・・。
その場合のポリゴン数軽減方法をご紹介します!
服や体、顔のパーツについては変更ができないため、「髪」の部分で軽量化しましょう。
髪のパラメーターをみてください。

軽量化できるのは主に2つ
・滑らかさ
・断面形状

まずは滑らかさから
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あまり見かけは変わっていないのに、「512」ポリゴン減りました!

続いて断面形状
100-01.png (286.1 kB)
こちらもあまり見かけは変わっていないのに「192」ポリゴン減りました!

こんな感じで、場所に合わせて形状や滑らかさを調整していきましょう!

ちなみに「比較的まっすぐなところ」は
・断面形状:直線
・滑らかさ:10
くらいでも問題ありません
今回の場合でいうと、前髪と後ろ髪あたりですね

逆に「細かく曲がっているところ」は
・断面形状:三角形、底なし三角形
・滑らかさ:20
くらいがおすすめです
今回の場合は編み込み部分になります 。 例えば、もともと滑らかさ「25」でこうだったものが「10」にすることでこうなります。
102-01.png (739.6 kB)

また、「頭から離れていて裏側もよく見えるところ」は
・断面形状:ひし形、三角形
にすると、きれいに見えます。
今回の場合は輪郭に沿った部分の髪になります 。

最後に「細かくひねっているところ」は
・滑らかさ:高め
にしましょう。
今回は三つ編み部分は他とくらべ少し高めに設定しています。
また、「つの」は「50」とかなり高いのですが、
「15」にするとこんなにカクカクとしてしまいます・・・。
104-01.png (87.2 kB)

場所に合わせて調整していきましょう!

まとめ

ということで、ユニコーンの女の子のモデル「ゆにこーんちゃん」が完成しました!
実際にVRoid Hubに投稿しているので、見てみてください!

hub.vroid.com

VRoid Studio気になった方はぜひ触ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!